ALT・GPTの高値は飲酒によるものかもしれません。

ALT・GPTの数値の悪化には飲酒が大きく関わっています。
この数値の悪化にいかに飲酒が関わっているかを詳しく解説していこうと思います。

 

■飲酒量が増えるとALT・GPT数値が上昇する
普段から飲酒量の多い人は、年末年始などで短期間の多量飲酒が「アルコール性肝障害」
に直結する危険があります。
ALT・GPTの数値は肝臓に障害が発生していると、高い数値が出ます。
アルコールは飲みすぎると肝臓に大きな負担を与えていくことになります。
年々積み重なったストレスが急に爆発するなんてことも充分に考えられます。

 

■アルコールとの関係
 アルコールも肝臓によって水や二酸化炭素などに分解され、体外へ排出されます。
しかし飲酒量が多すぎると肝臓にストレスがかかり、疲労して代謝がスムーズに出来なくなります。
肝臓は高い再生機能を持っており、たとえ手術で3分の2を切除しても元の大きさに戻るほどです。
ただ、長期にわたりアルコールによるダメージを与えていると元に戻らなくなります。
機能が低下した状態が続き、代謝がおいつかなくなり、肝細胞には中性脂肪が蓄積されていきます。
この段階が初期のアルコール性肝障害である「アルコールせい脂肪肝」です。
この時点でもすでにALT・GPTの値は高いのですが、やがて肝臓に慢性の炎症が
起こるようになり「アルコール性肝炎」の状態へと移行します。
そしてさらに大量の飲酒を続けていくと一部肝臓の線維化が生じやがては「アルコール性肝硬変」とさらに深刻な状態へと進んでしまうのです。

 

■不調が表面化しにくく異変に気づきにくい
 個人差はありますが、一般には飲酒の期間が長いほど負担は蓄積されていきます。
しかし若いから、飲酒期間が短いからといっても安心は出来ないのです。
特にお酒の席が多くなる時期はいつも以上に飲んでアルコール性肝炎を進行させていきます。
そうならない為にも一度ALT・GPTの数値を確認し、自分の肝臓が置かれている現状をしっかり把握することが大切になってきます。